こんにちは、インテリアコーディネーターの ほんだなつこ です。
今回は、カーテンの裾の仕上げにちょっとしたアクセントを加える「カラーロック」のお話。
レースカーテンの裾仕上げの基本
レースカーテンの裾の仕上げといえば、一般的には三つ折(折り返し)や、 横使いの薄手の生地ではウエイトロックが主流です。
三つ折仕上げ(折り返し):ほつれにくく、洗濯にも強いですが、生地の重なりでその部分だけ透明感が少なくなることがあります。

ウエイトロック仕上げ:カーテンの裾にテープ状の重り(ウエイトテープ)を巻き付けて仕上げるため、 生地の重なりがない分すっきりとした印象になります。

ただ、ウエイトロックは窓辺でワンちゃんが過ごすお宅などでは、踏んでしまうことも多く、破れの原因になることも。
実際に、窓から出入りするワンちゃんがいるお宅では、踏みつけや窓越しのご挨拶でカーテンにダメージが加わることもありました。
その際は、裾を数センチ短くしてお直しさせていただきました。
カラーロックとは?
カラーロックは、レースカーテンの裾をカラー縫製で仕上げる技法のこと。
すっきりとした見た目になりつつ、カラーを選べることでインテリアの統一感やアクセントを加えられます。
カラーロックのおススメポイント💡
🌟 ドレープカーテンに合わせたカラーバリエーション
🌟 デザインのオリジナリティがアップ

スミノエインテリアプロダクツ(以下、スミノエ)のカタログには、このようなカラーバリエーションが掲載されています。
他社さんでも対応してくれるとことはありそうで「ロック糸は複数ありますので、個別にお問合せください」とのことです。
実際に提案したカラーロックの事例
これまでに採用したカラーロックの施工例をご紹介します。
① クラシカルな気品を纏うダークブラウン

床やレールと統一感を持たせ、落ち着いたクラシカルな雰囲気に。伝統的なインテリアにも馴染む、上品な仕上がり。
(スミノエ)
② ネイビーの魔法で、洗練された一体感

深みのあるネイビーのドレープとリンクさせ、すっきりまとまりのあるコーディネート。品のある落ち着きを演出。
(スミノエ)
③ 自然を感じるグリーンのアクセント

葉のようなデザインのレースカーテンにグリーンを合わせ、ナチュラルで爽やかな印象に。
室内にほんのり自然の息吹をプラス。
(FEDEポリマーブル)
④ 視線が上がる!縦ライン×ブルーのトリック

ブルーの縁取りを加えることで、縦ラインのデザインがより引き立ちます。
視線が自然と上へ流れるため、空間に高さを感じさせる効果も。
カジュアル感や遊び心がプラスされました。
(FEDEポリマーブル)
⑤ 深みのあるブラウンで大人の雰囲気に

寝室に落ち着いた色合いをプラス。
ダークブラウンのドレープと揃えることで、空間全体が引き締まった印象に。
モダンで落ち着きのあるコーディネート。
(スミノエ)
カラーロックで、レースカーテンをもっと楽しもう
「レースカーテンの裾は生地に合わせた色のウエイトテープで」そんな固定観念をちょっと外してみるだけで、インテリアの印象ががらりと変わります。
レースカーテンを変えるだけで、お部屋の雰囲気がぐっとアップするのってワクワクしませんか?
カラーロックというちょっとした工夫で「自分らしい空間」を楽しんでみてください!
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