小倉織との出会い 〜インテリアの可能性〜

こんにちは、インテリアコーディネーターの ほんだなつこ です。

私がインテリアに興味を持ったきっかけは、「キリム」でした。
手芸が好きな子供時代。布や糸にずっと触れてきた気がします。
母の持っていた足ふみミシンが大好きで、使わないけど・・・うちにあります。
成人式の着物を見に行った時、沖縄の紅型に一目ぼれ。
伝統や歴史を感じる織物や染め物に魅力を感じます。
その背景の歴史や製作過程にも興味があります。

キリム
紅型

Windows Paradise に「地元愛」も取り入れたいなとなんとなく思ったとき、
地元・北九州の織物「小倉織」を扱うお店があるということで「小倉縞縞」さんを教えてもらいました。
小倉織のイメージは、黒メインのストライプ。
シンプルでシャープな和モダンな印象。

小倉縞縞 本店/引用:スターフライヤーHP

「小倉縞縞」で見た、小倉織の新しい顔

店内に入ると、目に飛び込んできたのは想像以上のカラーバリエーション。
黒メインだけじゃない。

引用:小倉縞縞HP

和の雰囲気を持ちつつも、モダンでかっこいいデザイン。さわやかな色使いなもののある。
細い糸が織りなす繊細な表情、リズミカルな縞模様。
布の持つ力強さと軽やかさが共存していました。

粋(いき)を感じさせる存在感。
カーテンやクッション、洋服に取り入れても、程よく和を感じさせながら、スタイリッシュな雰囲気を生み出してくれるのが魅力でした。

また、「小倉縞縞」と建築家・隈研吾氏のコラボレーションによる「KUMASHIMA」というシリーズも展開されていました。
伝統的な小倉織の美しさと、隈研吾氏のデザイン哲学が融合した、洗練されたプロダクト。
布でありながら建築的な要素を持つテキスタイルデザインがとても印象的でした。


小倉織を使ったインテリアコーディネート

先日のWindows Paradiseでは、小倉織を取り入れました。
はぎれを購入し、いくつかのアイテムを作ることに。

まずはクッションカバー。
糸のほどけた感じが織物の魅力を伝えてくれそうだなと思って
経糸を抜いてフリンジを作りました。
パッチワーク風にしたいけど、フリンジをしっかり魅せたいので
布を重ねて縫い合わせました。
お気に入りの生地をインテリアに取り入れるのは楽しい。
インテリアなわて さん いつも一緒に作り方考えてくれてありがとうございます。

さらに、残ったはぎれでファブリックパネルを作成。
アンティークなインテリアにもよく馴染み、落ち着いた空間のアクセントに。

もちろん「キリム」も取り入れて、私の好きなものに囲まれる素敵な仕上がりに♪

伝統的な織物が持つ重厚感と、モダンなデザインの融合。
自分の手で形にすることで、より深くその魅力を感じることができました。


これからも広がる可能性

小倉織は、歴史を持つ伝統工芸でありながら、現代のインテリアやファッションにも溶け込む存在です。
ジャケット風のコートも幅広のパンツも素敵でした。
織物の魅力を知れば知るほど、その可能性はどんどん広がっていきます。

「小倉縞縞」では、さまざまなアイテムが販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

引用:小倉縞縞HP

▶︎ 小倉縞縞 公式サイトhttps://www.kokura-shimashima.com/

インテリアコーディネートほんだなのHP

https://interior-hondana.com/

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