心ときめく!デザインを巡る旅 in LONDON③

こんにちは、インテリアコーディネーターの ほんだなつこ です。
ロンドン滞在1日目。
デザインの街を歩きながら、心がワクワクしっぱなしの一日でした。


Design London Shoreditch

最初に訪れたのは「Design London Shoreditch」。

一つの建物の中に、家具・アート・照明・インテリア雑貨…さらには香りから味をイメージさせるお水まで。
幅広い展示がありました。

なんで水?なのですが、ハバネロの匂いのする味のない水、飲みました。
一応、理学部卒。こういう実験機器みるとガン見する。

トレンドは〇(マル) とにかく「丸い」デザインの家具が多かった。
色調はやわらかいベージュやグレージュ、そして温かみのあるオレンジ系。
全体にやわらかくて、ホッとできる空間をつくり出していました。

もこもこのブークレ生地もやさしいふんわり感。

若いアーティストさんたちのブースと思われるところで、ゴールドのラインが入った椅子を見て「金継ぎ?」と尋ねたら「Yes, Kintsugi!」との返事。
家具に使われることはない日本の技術を家具デザインの一部に加えるイギリスのアーティストさんに感動しました。

スーツケースのバリエーション豊かなアイデア。
花をあしらったランドセル風。クローゼットやデスクスペースになりそうなキャスター付。
和柄の円柱型ワインケースなど、発送豊かな収納が楽しい。

吊り革を組み合わせたような照明は、まるでアート。
古いものを再利用して新しい価値に変える発想が、ここにも息づいていました。

こんなものがいつか当たり前になるのではないかと思った、浮遊する映像。
テレビの置き場所っていつも悩まされる。
これなら大丈夫。

古い建物の中で新しいデザインが生まれる、その空間で生かされる。
展示そのものと建物の融合も楽しむことができました。


街歩きとアート

次の目的地に向かう途中では、バンクシーをはじめとしたストリートアートを発見。


バンクシーの作品は上書きされないようにアクリルパネルで保護されていて、街がこの景色を大切にしていることが伝わってきます。

暗いトンネルや無機質な壁に描かれた自由なアート。
見つけるたびに楽しくなる、この街ならではの魅力でした。


ミュージアム・オブ・ホーム

「HOMEとは?」をテーマにした博物館。
もとは養老院だった建物が博物館へと生まれ変わったそうです。

ここではインテリアや雑貨の時代ごとの変化を見せてくれます。
入館料は無料で、写真もスケッチもOK。
アートや文化を広く共有できる環境ってすばらしい。
そして、こんなふうにアートに触れる機会が当たり前の国ならではの感性が育っていくのだろうなと。

展示されていた部屋はどれも色使いが楽しく、賑やかな空間ばかり。
スッキリと洗練された空間もいいけれど、私はこうした「暮らしの温度」を感じるインテリアに魅力を感じます。


ロンドンデザインフェスティバル

午後からは街を歩きながら、ショールームやお店をめぐる「ロンドンデザインフェスティバル」へ。

円柱を組み合わせたソファ、ユニークな形や色の照明、細部まで工夫されたキッチン。

水栓やタイルカウンター、引き出しの取手やコーナー収納まで、「暮らしのディテール」を感じさせる展示がいっぱいでした。

「天井から全体を照らすシーリングライトって、この国にはあるのかな?」と疑問に思うほど、光の使い方が日本とは違っていて面白い。


1日を終えて

こんなに歩き回って、こんなに一気にデザインを見て回ることは、きっと普段の生活ではありません。
身体も頭もいっぱい、でもそれ以上に心はときめきで満たされていました。

次回は、ロンドン2日目に訪れたデザインスポットについてお届けします!


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