展示会めぐりの初夏。ブラインドは“電動の波”がきてる?
こんにちは。インテリアコーディネーターの ほんだなつこ です。
この時期は、カーテンやブラインドの新製品展示会・発表会があちこちで開催されます。
とはいえ、今年はカーテンの展示会はちょっと控えめ。
そこで、今回は、メカの国内3大メーカーの展示会をめぐった感想を、少しだけご紹介しますね。
どのメーカーも電動商品の紹介スペースが目立ちました。
リモコンだけでなく、アプリを使ったスマホ操作もわかりやすくなっていましたが、
電源確保とそのデザインが今からの課題なのかなぁと思います。
タチカワブラインド

私が今回注目したのは、新商品「エアレ」。
ハンターダグラスの「ルミネット」や、ノーマンの「スマートドレープシェード」とよく似た、調光可能な縦型ブラインドです。

カーテンのような柔らかさがありつつ、縦型ブラインドらしいすっきり感もちゃんとあって、雰囲気はとても良い。
実物を見て「これは取り入れたくなる人がきっといるな」と思いました。

ただ、想像していたよりも厚み(出幅)があって、設置場所によっては少し気をつけたいところ。
出たばかりの製品なので、使いやすさや不具合の情報が今後出てくるかもしれません。じっくり見守っていきたいです。
ニチベイ

目新しさは控えめでしたが、「操作感」が抜群でした。
スマートコードで昇降するロールスクリーンや、縦型ブラインドの「ループ+バトン」タイプは、とにかくスムーズでストレスなし。
機能もデザインも奇をてらわず、でも着実に進化している印象でした。
毎日触れるものだからこそ、こういう丁寧な改善はうれしいポイントです。
TOSO

展示そのものの「楽しさ」は、TOSOが今回いちばん!
新作のレールに加えて、カーテンメーカーさんとのコラボ展示も充実。
壁紙や建材との色合わせ提案もされていて、住まいのなかでどう活かせるかが想像しやすい、わかりやすい展示でした。
個人的にはちょっと苦手な「縦型ブラインドのバトン操作」。
でもTOSOの新タイプは、両端にマグネットがついていてスーッと動く!これは…すごく助かる。
たぶん、私のようにあまり背が高くない方にとっては、この「ちょっとした違い」がとても大きいんです(笑)
開発途中の展示もあって、元・開発研究室経験者としては(業種は違うけれど)ワクワクしながら見てしまいました。

最後にちょっと現実的な話を
展示会ではついつい「デザイン」や「最新機能」に目がいってしまうけれど、実際に選ぶときは「メンテナンス性」や「営業さんのフットワーク」が意外と大きな決め手になったりします。

正直な話、カタログを開く順番も「よく動いてくれるメーカーさん」だったりするんですよね(笑)
とはいえ、どのメーカーさんも製品としてのクオリティはとても高いので、最終的には「そのおうちに合うかどうか」がいちばん大事。
新しい製品を見て、手に取って、「これなら、あのお客様の暮らしにもぴったりかも」と考える時間は、やっぱり楽しいものです。
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